ネジ締め装置の導入
導入前の課題
従来は、作業者が電動ドライバーを使用してネジの締付を行っており、締付精度やトレーサビリティの確保は全く管理できていませんでした。そのため、締め付けトルクのバラつきや締め付け忘れといった不良が発生していました。また、作業者のスキルによって組付け時間がまちまちで、バラつきのない締付トルク管理やポカヨケを考える必要性が出てきました。しかし、ロボットによる自動化を検討した結果、市販のロボットでは装置のサイズが大きく、価格も高いため、自動化は諦めていました。
導入後の効果
必要最低限の設置面積でネジ締めの自動化を実現するために、当社より単軸のネジ締めユニットの導入を提案しました。市販品のロボットではワークに対して装置のサイズが大きい、コストをもっと下げたいといった課題があったため、このシンプルなシステムを採用しました。
ネジ締めユニットによるネジ締めロボットは、初めてネジ締め機を使うお客様でも使用が簡単で、低コストで短納期の納入が可能です。実際に導入した結果、締付けトルクの管理やポカヨケの改善ができ、さらにネジ自動供給機による省力化ラインで、流れを止めないネジ締めを実現することができました。ティーチングもシンプルな構造で、ワークサイズの変更など細かい要望にも応えられるシステム自動化を実現しました。
ネジ締めユニットによるネジ締めロボットは、初めてネジ締め機を使うお客様でも使用が簡単で、低コストで短納期の納入が可能です。実際に導入した結果、締付けトルクの管理やポカヨケの改善ができ、さらにネジ自動供給機による省力化ラインで、流れを止めないネジ締めを実現することができました。ティーチングもシンプルな構造で、ワークサイズの変更など細かい要望にも応えられるシステム自動化を実現しました。